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ピロリ菌

ピロリ菌|まつの肛門・胃腸・内視鏡クリニック|西宮市甲子園駅のおしりとおなかのクリニック

ピロリ菌

気になるお悩みや症状

  • 胃に痛みを感じる
  • みぞおちが痛む
  • 胸やけを起こす
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 胃もたれを起こす
  • 食欲不振が続く
  • げっぷが頻繁に出る

上記のようなお悩みや症状がある方は、ピロリ菌に感染している可能性があります。
ご自身で判断することなく、早急に、おしりとおなかの専門病院/クリニックを受診しましょう。

ピロリ菌とは

ピロリ菌は、ヘリコバクター・ピロリというヒトの胃に住みつく細菌のことです。
通常の細菌は、胃酸によってヒトの胃で生存することが困難と言われています。
しかし、ピロリ菌は“ウレアーゼ”という酵素を分泌することで、胃酸をアルカリ性へと中和し、胃の中でも生存することが可能です。
ピロリ菌が胃に住み着くと胃粘膜が炎症を起こします。
胃の粘膜が炎症を起こすことで、胃がん・慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍など様々な重篤な疾患を引き起こすと言われています。
特に、ピロリ菌が原因による慢性萎縮性胃炎を伴う胃がんは、胃がんの再発率が高いことも知られています。

ピロリ菌に感染する原因

ピロリ菌の感染経路は明確にわかっていません。
しかし、経口感染(キスなどの口を介した感染)や幼年期における水道などの衛生環境に関係すると言われています。
また、日本人のピロリ菌感染者数は約6,000万人ともいわれています。
感染者の多くは、自覚症状がないまま生活をしています。
ピロリ菌は重篤な疾患を引き起こす可能性もあるために、早期の発見・除去・治療をおすすめしています。
些細な症状でも、お気軽に当院までご相談ください。

ピロリ菌が招く病気・疾患

胃がん

胃がんとは、胃の壁の内側の粘膜細胞ががん細胞となる疾患です。
胃がんが進行すると、胃の粘膜下層・固有筋層・漿膜へとがん細胞は胃の外側へと拡大していきます。
男性では1人/10人、女性では1人/21人が一生のうちに胃がんになると言われています(厚生労働省)。
胃がんは早期発見・早期治療により生存率が大きく変化します。

慢性胃炎・萎縮性胃炎

慢性胃炎・萎縮性胃炎とは、胃酸の分泌を行う胃の腺細胞が萎縮する胃の粘膜の疾患です。
胃の粘膜細胞が萎縮すると、胃酸の分泌が減少します。特に、ピロリ菌感染によって胃の粘膜全体が萎縮し、炎症を起こす病気をヘリコバクター・ピロリ感染胃炎といいます。

胃潰瘍

胃潰瘍とは、胃の粘膜のただれや胃の壁が損傷している疾患です。
ピロリ菌感染により、胃酸や胃の粘液の分泌が乱れることで胃潰瘍になります。

十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍とは、胃酸によって十二指腸の粘膜のただれや十二指腸の壁が損傷している疾患です。
症状としては、みぞおちの痛みなどがあります。また、症状が悪化すると十二指腸に穴があく穿孔なども起こします。

上記以外にも、機能性胃腸症・胃マルトリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・胃過形成性ポリープなどの病気・疾患もピロリ菌感染により生じると考えられています。
ご自身で判断することが困難な場合や些細なことでも構いませんので、兵庫県西宮市甲子園町にあるまつの肛門・胃腸・内視鏡クリニックまでご相談下さい。

ピロリ菌の検査方法

胃カメラ検査

まつの肛門・胃腸・内視鏡クリニックでは、豊富な経験を活かした、安心・安全な胃カメラ検査を行っています。
また、鎮静剤を使用することにより眠った状態での胃内視鏡検査も実施しています。
ピロリ菌についてご不明な点がございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

尿素呼気試験法

ピロリ菌は、“ウレアーゼ”によって、胃の中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解します。
ピロリ菌の分解によって生じた二酸化炭素は、血液中から肺へと移行します。
そのため、ピロリ菌が存在すると呼気に尿素より分解された二酸化炭素が多く含まれます。
上記の原理を用いて、ピロリ菌を確認する方法が尿素呼気試験法です。

抗体検査

胃の中がピロリ菌に感染すると、ヒトの免疫機能が働き、ピロリ菌に対する抗体を作成します。
その抗体を血液中または尿中より検出することで、ピロリ菌の有無を確認する検査が、抗体検査となります。

当院では、患者様に適切なピロリ菌の検査を実施しています。
ご質問等ありましたら、お気軽にまつの肛門・胃腸・内視鏡クリニックまでお問い合わせください。

ピロリ菌の除菌方法

胃カメラ検査等でピロリ菌の感染が確認されると、ピロリ菌を除菌する必要があります。
除菌には、胃酸の分泌を抑えるお薬、胃の粘膜を保護するお薬や抗生物質を処方します。
1週間程度毎日服用することで、ピロリ菌を除菌することが可能ですが、除菌後に判定検査を受診し、ピロリ菌の有無を確認する必要があります。

当院における内視鏡検査の特徴

特徴1

楽に受けれる鼻からの胃カメラ検査

楽に受けれる鼻からの胃カメラ検査

当院では、オリンパス社製の最新の細径スコープを導入しています。口からの胃カメラ検査では嘔吐反射が出てしまう方でも、鼻から楽に検査を受けて頂けます。

特徴2

鎮静剤を使用した胃カメラ検査

鎮静剤を使用した胃カメラ検査

当院では、鎮静剤を使用することにより眠った状態で内視鏡検査を楽に受けられます。
鎮静剤はひとりひとりに合わせて使用量を調整します。
鎮静剤を使用するかどうかは患者様のご希望に合わせて決めさせて頂きます。

特徴3

最新の内視鏡システム、スコープを導入

最新の内視鏡システム、スコープを導入

当院では質の高い検査を提供するため、オリンパス社製の最新鋭の内視鏡システム(EVIS X1)、最新の細径スコープ(GIF-1200N)を導入しています。

特徴4

専門医による診療・検査

専門医による診療・検査

医学博士、日本消化器外科学会専門医・指導医をはじめ、多数の資格を所持する院長が診療・検査をいたします。

特徴5

土曜日も内視鏡検査が可能

土曜日も内視鏡検査が可能

平日はどうしても忙しいという方にもお越し頂きやすいように土曜日も内視鏡検査枠を設けています。
阪神甲子園駅から徒歩7分で、契約駐車場もあり、電車でも車でも通院しやすいクリニックです。

特徴6

快適な内視鏡検査の提供

快適な内視鏡検査の提供

快適に内視鏡検査を受けて頂くために、様々な工夫をしております。
リラックスして検査を受けて頂くために、音楽(BGM)を流せる設計にしています。
また、検査後はストレッチャーに乗ったまま、回復室まで移動でき安全です。
内視鏡室にはブルーライト(青い光)を導入し、リラックス効果と検査精度の向上に効果があります。
患者様用のモニターを特注で用意しておりますので、検査時に内視鏡の映像をご覧いただけます。
更衣室は男女別です。パウダールームも設置しました。
こだわりが詰まったクリニックになっています。

胃カメラ検査の流れ

検査時間は通常10分程度ですが、組織を採る場合や状態により個人差があります。
検査前にご来院され、診察や検査の説明をご希望される方は、検査前日までに胃腸科の診察予約をお取りいただき、ご来院ください。

ピロリ菌でお悩みの方は当院へ

ピロリ菌は、胃がん・慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍など様々な重篤な疾患を引き起こすと言われています。
特に、ピロリ菌が原因による慢性萎縮性胃炎を伴う胃がんは、胃がんの再発率が高いことも知られています。
おしりとおなかの専門クリニックの元で定期的な検査と治療を行うことで、ピロリ菌の除菌および胃がんの早期発見が可能です。
少しでもご不安を感じられている方は、お気軽に兵庫県 西宮市 甲子園町にある「まつの肛門・胃腸・内視鏡クリニック」までご相談下さい。

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この記事の監修者

院長 松野 裕旨

資格

  • 医学博士(潰瘍性大腸炎に関する免疫研究)
  • 日本消化器外科学会:専門医、指導医
  • 日本外科学会:専門医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 内痔核治療法研究会:四段階注射法講習会修了
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • がん治療に関わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 難病指定医

所属学会

  • 日本大腸肛門病学会
  • 日本臨床肛門病学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本外科学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化管学会
  • 日本臨床外科学会
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