胃もたれ
〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町9-9
メディカルキューズ甲子園3階
診療時間:9:00~19:00
最終受付:診療終了時間の15分前まで
休診日:木曜日、日曜日、祝日
胃もたれ
上記のようなお悩みや症状がある方は、胃もたれの可能性があります。
胃もたれは、胃がん・慢性胃炎・ピロリ菌感染・機能性ディスペプシアなどの重篤な疾患である可能性もあります。
ご自身で判断することなく、早急に、おしりとおなかの専門病院/クリニックを受診しましょう。
胃もたれとは、食べ物が消化されないまたは、消化が中々進まないことで生じる胃の不快感を表す病気です。
ストレス・油が多い食事やアルコールなどの食べ過ぎや飲みすぎ・きのこ、根菜類、海藻類などの食物繊維が豊富な消化が悪い食事・胃の機能低下・ピロリ菌感染などが原因となります。
胃もたれは、胃がん・慢性胃炎といった重篤な疾患の症状である場合もございます。
胃もたれの原因を判断するためにも、まずは胃腸科や消化器内科を受診しましょう。
揚げ物やバターなどの脂質を多く含む油脂類・きのこ、根菜類、海藻類などの食物繊維が豊富な食事は消化されにくく胃もたれになりやすいです。
また、食べ過ぎやアルコールの飲みすぎなども胃もたれの原因となります。
食べ物を腸に送る働きをする胃の蠕動運動が加齢とともに、低下することで胃もたれが生じやすくなります。
また、高齢化に伴い胃の血流が低下し、食べ物を消化する胃の働きも低下します。
日常生活におけるストレスが原因で自律神経が乱れます。
自律神経が乱れることによって、胃の蠕動運動が低下し、胃もたれを引き起こします。
妊娠により、ホルモンバランスや代謝の乱れが生じることで、胃もたれなどの症状が見られる場合があります。
また、胃に圧力がかかり胃の働きが低下することも要因と言われています。
胃もたれは、胃がん・食道がん・逆流性食道炎・機能性ディスペプシア(FD)・萎縮性胃炎・慢性胃炎・ピロリ感染・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの症状の一種です。
胃もたれの原因を判断するためにも、消化器の専門医の元で適切な検査を受診することをおすすめしています。
胃がんとは、胃の壁の内側の粘膜細胞ががん細胞となる疾患です。
胃がんが進行すると、胃の粘膜下層・固有筋層・漿膜へとがん細胞が進行していきます。
男性では1人/10人、女性では1人/21人が一生のうちに胃がんになると言われています(厚生労働省)。
胃がんは早期発見・早期治療により生存率が大きく変化します。
些細なことでもお悩みの方は、当院にて早期の検査・早期治療を進めていきましょう。
食道がんとは、食道内側の粘膜細胞ががん細胞となる疾患です。
食道がんが進行すると、食道の粘膜下層・固有筋層・外膜へとがん細胞が進行していきます。
また、女性に比べ、男性の発症率が高いことが知られています。
食道がんは早期発見・早期治療により生存率が大きく変化します。
逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流することで食道粘膜に炎症を引き起こす病気です。
本来であれば、胃と食道の間は一定の圧力で閉じているため胃酸が逆流することはありませんが、様々な要因によってこの圧力が弱まり、胃酸の逆流が起こります。
胃酸は強力な酸性であるため、食道粘膜が傷つけられてしまい、胃もたれ・胸やけ・吐き気といった症状が現れます。
機能性ディスペプシア(FD)とは、慢性的なみぞおち(心窩部)の痛みや、胃もたれなどの腹部症状を呈する疾患です。
症状があるにも関わらず、内視鏡検査(胃カメラ検査)を行った場合でも、異常が確認できない場合に「機能性ディスペプシア」と診断がつきます。
胃潰瘍とは、胃の粘膜のただれや胃の壁が損傷している疾患です。
ストレスやピロリ菌感染で胃酸が過剰に分泌されることで、胃もたれなどの症状が生じます。
十二指腸潰瘍とは、胃酸によって十二指腸の粘膜のただれや十二指腸の壁が損傷している疾患です。
症状としては、胃もたれやみぞおちの痛み(疼痛)などがあります。
また、症状が悪化すると十二指腸に穴があく穿孔や出血を起こすことがあります。
ピロリ菌は、ヘリコバクター・ピロリというヒトの胃に住みつく細菌のことです。
ピロリ菌が胃に住み着くと胃粘膜が炎症を起こします。胃の粘膜が炎症を起こすことで、胃もたれを引き起こすと言われています。
慢性胃炎・萎縮性胃炎とは、胃酸の分泌を行う胃の腺細胞が萎縮する胃の粘膜の疾患です。
胃の粘膜細胞が萎縮すると、胃酸の分泌が減少します。胃酸の分泌が低下することで、消化が進まず胃もたれを起こします。
ご自身で判断することが困難な場合や些細なことでも構いませんので、兵庫県西宮市甲子園町にあるまつの肛門・胃腸・内視鏡クリニックまでご相談下さい。
まつの肛門・胃腸・内視鏡クリニックでは、豊富な経験を活かした、安心・安全な胃カメラ検査を行っています。
また、鎮静剤を使用することにより眠った状態での胃内視鏡検査も実施しています。
胃もたれについてご不明な点がございましたら、お気軽に当院までご相談ください。
胃もたれには、胃の働きを補助する薬を使用します。
どのような薬を使うべきかは個人の病態によって異なるため、丁寧に医師が診察した上で、最適と考えられる薬を処方します。
胃もたれは、ストレス・暴飲暴食など日頃の生活習慣が大きく関与します。
食生活の見直し・運動習慣の取り入れ・ストレス緩和など、胃に掛かる負担を軽減することが目標となります。
胃カメラ検査等でピロリ菌の感染が確認されると、ピロリ菌を除菌する必要があります。
除菌には、胃酸の分泌を抑えるお薬、胃の粘膜を保護するお薬や抗生物質を処方します。
1週間程度毎日服用することで、ピロリ菌を除菌することが可能ですが、除菌後に判定検査を受診し、ピロリ菌の有無を確認する必要があります。
当院では、オリンパス社製の最新の細径スコープを導入しています。口からの胃カメラ検査では嘔吐反射が出てしまう方でも、鼻から楽に検査を受けて頂けます。
当院では、鎮静剤を使用することにより眠った状態で内視鏡検査を楽に受けられます。
鎮静剤はひとりひとりに合わせて使用量を調整します。
鎮静剤を使用するかどうかは患者様のご希望に合わせて決めさせて頂きます。
当院では質の高い検査を提供するため、オリンパス社製の最新鋭の内視鏡システム(EVIS X1)、最新の細径スコープ(GIF-1200N)を導入しています。
医学博士、日本消化器外科学会専門医・指導医をはじめ、多数の資格を所持する院長が診療・検査をいたします。
平日はどうしても忙しいという方にもお越し頂きやすいように土曜日も内視鏡検査枠を設けています。
阪神甲子園駅から徒歩7分で、契約駐車場もあり、電車でも車でも通院しやすいクリニックです。
快適に内視鏡検査を受けて頂くために、様々な工夫をしております。
リラックスして検査を受けて頂くために、音楽(BGM)を流せる設計にしています。
また、検査後はストレッチャーに乗ったまま、回復室まで移動でき安全です。
内視鏡室にはブルーライト(青い光)を導入し、リラックス効果と検査精度の向上に効果があります。
患者様用のモニターを特注で用意しておりますので、検査時に内視鏡の映像をご覧いただけます。
更衣室は男女別です。パウダールームも設置しました。
こだわりが詰まったクリニックになっています。
検査時間は通常10分程度ですが、組織を採る場合や状態により個人差があります。
検査前にご来院され、診察や検査の説明をご希望される方は、検査前日までに胃腸科の診察予約をお取りいただき、ご来院ください。
胃もたれは、胃がん・食道がん・逆流性食道炎・機能性ディスペプシア(FD)・萎縮性胃炎・慢性胃炎・ピロリ感染・胃潰瘍・十二指腸潰瘍など重篤な疾患である可能性もあります。
少しでもご不安を感じられている方は、お気軽に兵庫県 西宮市 甲子園町にある「まつの肛門・胃腸・内視鏡クリニック」までご相談下さい。
院長 松野 裕旨